Refined Storage(リファインド・ストレージ)は、バニラのチェストよりも遥かに大きな容量のコンテナを扱える小~中規模のストレージMod。
容量は拡張することでほぼ無制限に近くなり、他にも機能として、同種アイテムのスタック上限なし、ソート、検索、作業台付きなどがある。
Modを進めれば自動仕分けや遠隔操作、ポータブル型なども。
Applied Energistics 2との比較
よく似たストレージ機能がある「Applied Energistics 2(以下、AE2)」Modと比べられるが、Refined Storage(以下、RS)の方が後発でAE2のストレージ要素だけを切り出してシンプルにしたようなModがRS。作者も別。
AE2のストレージ要素はRSよりも要素が多くてより高度なことができる一方で、RSは比較的シンプルで扱いやすいという違いがある。
なお、AE2はストレージ以外の工業要素もたくさんあるので純粋な比較対象にはならない。
他の工業Modがあることが前提
このModは電力を消費して動く仕組みだが、このMod自体に電力を生成するアイテムを持っていないので他Modで発電の仕組みを準備する必要がある。
※レシピについては必要以上に細かく説明しません。「JEI」などのレシピ検索Modを併せて使うことを推奨
バージョン
今回は解説するバージョンは1.11.6で、本体バージョン1.19.2に対応。
※本体バージョン1.20.1でも確認したが基本的な内容は変わっていないことを確認。
日本語化
日本語化されているが、チュートリアル本などもないので進捗を見ていくだけでは進めるのは少し難しめ。
必要なもの
電力
先述の通り、このMod自体では電力を使用するが自Modのアイテムで電力を生成できないので他Modで発電システムを用意しておく必要がある。
多くの工業化Modの発電機と互換性がある。
Modパックでどんな発電機があるかわからない場合は、JEIの検索機能を使って「発電機」もしくは、「generator」などで検索して探そう。
アイテム
最小構成で組むのに、以下のアイテムがそれなりの数必要になる。
- 鉄
- スライムボール 最小構成なら数個で足りるが、将来的にはもう少したくさんいる。Modパックでは入手法が増えていることが多いのでJEIの機能を使って、アイコン上で「R」キーを押してレシピを確認しておくと良さそう
- 糸
- ダイヤ
- レッドストーン
最小構成で組む
まず以下のアイテムが必要になるのでこれらを作っていく。
- コントローラー (Controller) 1個。このアイテムを作ることでRefined Storageの進捗ページが開放される
- グリッド (Grid) 1個
- ディスクドライブ (Disk Drive) 1個
- 1千ストレージディスク (1K Storage Disk) とりあえず1個。容量を拡張する場合はこれを増やしたり、上位のストレージディスクを使用する
ちなみに、ディスクドライブ・1千ストレージディスクの代わりに、一体型の「1千ストレージブロック」を使うこともできる。
中間素材
必要な中間素材が結構たくさんあって、これらもJEIの機能を使いながらレシピを確認することをおすすめ。
それぞれちょっと多めに作っておくと楽。
- クォーツ濃縮鉄 クォーツと鉄で作れる
- シリコン クォーツを焼いて作る
- プロセッサ接合材 スライムボールと糸
- 生のxxプロセッサ プロセッサ接合材からクラフト
- xxプロセッサ 生のプロセッサを焼いて作る
作ったアイテムの配置
左からコントローラー、グリッド、ディスクドライブの順に隣接して配置。
壁で見えないが、コントローラーの裏に別のModの発電機から繋いだ電力ケーブルも繋げている。
グリッド・ディスクドライブには電力は不要。
ディスクドライブを右クリックして1千ストレージディスクをセット。
設置後、コントローラーを右クリックしてグリッドとディスクドライブが表示されていればOK。
電力が供給されていれば左側のゲージが青くなっているはず。
これでグリッドを右クリックで開いてアイテムを出し入れできるようになった。
1千ストレージディスクの場合、アイテムの種類に関わらず累計で1000個まで入る。
右クリックで開くと
- 上がアイテム検索
- 左が各種設定
- 右がアップグレードのセット
とりあえず、設定でサイズ を「大」にしておくと良さそう。
ただ、この時点ではまだそこまで便利というほどではないので、もう少し拡張していく。
クラフトできるようにする
製作グリッド (Crafting Grid)が必要。
最小構成で作った、グリッドを製作グリッドに置き換えればOK。
レシピのアイテムが手持ちになくてもクラフトできるのでめちゃくちゃ便利。
ストレージの拡張
1000個しか入らないとまだちょっと不便なので、「4千ストレージディスク」を追加して容量を増やす。
すでに作った1千ストレージディスク (1K Storage Disk)はそのままで、さらに4千ストレージディスク (4K Storage Disk)を追加すると、累計5000個のアイテムが入るようになる。
メインで使っているチェストの中身を移してみた。
使用率は30%。しばらくは大丈夫そうだ。
ここまでできるとかなり便利。
電力消費に注意
一つ注意点として、何もしなくても電力をすこしずつ消費するので、電力不足にならないように注意が必要。
電力不足になると一時的にストレージの中のアイテムを取り出せなくなる。
コントローラーの左上のボタンでレッドストーン信号があるときのみ動くようにできるので、
感圧板をコントローラーの前に置いてその上からグリッドを操作するなどのやり方も(起動までに数秒かかる)。
40秒の動画にまとめているのでよくわからなかったらこちらもどうぞ。
次回はこちら。