Integrated Dynamics(インテグレーテッド・ダイナミクス)は、メンリルの木から抽出した樹液を使って様々な機械設備を動かす中規模の工業化Mod。
電力を使うアイテムがある他、自動化要素、プログラム的な要素もある。
序盤に作れるいくつかのアイテムは比較的お手軽&便利で、小規模な構成で使えるので自動化をあまり触ったことがない初心者にもオススメできる。
一方で、プログラム的な要素があり高度に使いこなすのはかなり難しいModなので、まずはほどほどのところまで使えるようになることを目指そう。
メンリルという木から抽出する液体がModの素材になるというちょっと魔術Modっぽい要素がある。
メンリルの木さえ見つかれば比較的素材は軽めなので序盤から触れるMod。
バージョン
今回解説するバージョンは1.16.7で、本体バージョン1.19に対応。
※バージョンによって内容が異なる可能性があります
日本語化
日本語化はされていないが、この記事を見ながら進めてもらえば序盤は理解できるはず。
チュートリアル本
「On the Dynamics of Integration」というアイテムを、本とCrystallized Menril Chunk 2つで作れるが、日本語化対応しておらず画像も少なめで読みにくいので無理に作らなくてもOK。
一応英語のWeb版があるのでブラウザの翻訳機能を使って見ることもできる。
Web版URL(英語): https://integrateddynamics.rubensworks.net/book/
Menril Logを探す
Menril Log(メンリルの木)がマップ上に生成されているので探す。
地図Modが入っているなら、マップ上では水色っぽい木を探すと見つかる。
木は草原・森林などの他、雪原にも湧くが、その場合マップ上では白の表示になるので歩いて探すしかない。
30分も探せば十分見つかるはずだが、中々見つからないこともある。
1本だけだと足りなそうなので何本か見つけるか苗木を育てよう。骨粉を使うとはやい。
樹液の抽出
木を集めた後は、SqueezerとDrying Basinを作って樹液を抽出しBlock of Crystallied Menrilを作る。
このBlock of Crystallied Menrilが多くのアイテムを作るのに最初に必要になる。
- Squeezer 1個。圧搾機・搾り器
- Drying Basin 1個。乾燥用たらい
セットアップ
- SqueezerとDrying Basinを隣り合わせて配置。
Squeezerの設置方向に注意。 - メンリルの原木をセット
- 設置したらSqueezerの上に乗って何度もぴょんぴょんジャンプする。
配置が正しければ液体を抽出できて、数秒で固まって拾えるようになる。
抽出できた!
樹液は数秒で固まってBlock of Crystallied Menrilになる。
Drying Basinは、下がった状態になるので、レバーやボタンなどでレッドストーン信号を与えると位置をリセットできる。Drying Basin自体を壊して回収しなくてもOK。
ここまでを動画にまとめたので、文章では分かりづらいという人はこちらもどうぞ。
Mechanical Squeezerを使おう
Mechanical Squeezer(メカニカルスクイーザー)は、自動で樹液抽出ができるようになる他、鉱石ブロックから通常より多くの原石に変換できる優れもの。
他の工業化Modでいう「粉砕機」「クラッシャー」に近いレシピを持っている。
Mechanical Squeezerは電力を使うので以下の2アイテムも一緒に使う。
- Generator(発電機)
- Energy Battery(バッテリー)
バッテリーはなしでも一応動かせるが、あったほうが無駄な電力消費を抑えられる。
鉱石以外にも色々効率の良い変換ができるので、レシピを確認してみると良い。
レシピはレシピ検索Mod「JEI」の機能を使って、アイコン上で「U」キーを押すと確認できる(設置後、右クリックして矢印のマークを押しても確認できる)。
セットアップ
右から順に、Generator、Energy Battery、Mechanical Squeezerを隣接して配置。
本来は、導線(Logic Cable)もクラフトして電力を渡す必要があるが、隣り合わせに配置することで電力が流れてくれるのでそれを省略できる。
Generatorに燃料になるものをセットすると、Energy Batteryに電力が流れて貯まっていく。
バッテリーはレッドストーン信号がないと電力が出力されないのでレバーをくっつけてONにするとMechanical Squeezerへ出力される。
ずっとONにしたままでいると過剰に出力し続けてしまうので、Mechanical SqueezerにチャージできたらOFFにする。この出力量を自動で制御するためにはもう少しModを進める必要がある。
試しに「古代の残骸」を1つ入れてみると2つのネザライトになった。
液体が出力された場合はバケツで回収することができる。
まとめ
進捗画面の通りに進めると少し難しい印象があるが、ここまでなら比較的難しくないのではなかろうか。
この次は、Mechanical Drying BasinやLogical Cableなどを使って半自動化を進めたり配置を工夫すると良いかも。
その他のお得情報
- Drying Basinにゾンビ肉を入れると革に変換できる
- 余ったメンリルの実は木の棒と組合せて、Menril Tourch(メンリルの松明)にできる
- このGenerator(発電機)の電力は他のModでも使用できる。自動化系Modより前にやっておくと便利
次回はこちら。
CurseForge URL(英語)
CurseForge - Integrated Dynamics