Integrated Dynamics(インテグレーテッド・ダイナミクス)は、メンリルの木から抽出した樹液を使って様々な機械設備を動かす中規模の工業化Mod。
電力を使って色々な自動化をすることができるが、ベーシックな工業化Modというよりはアイテムの輸送やフィルタリングなど物流系に強みがあるModである印象。
プログラミング的な要素があったりしてModを高度に使いこなすのはかなり難しいのだが、序盤に作れるいくつかのアイテムは比較的お手軽&便利で小規模な構成でも使える。
まずはほどほどのところまで使えるようになることを目指そう。
メンリルという木から抽出する液体がModの素材になるというちょっと魔術Modっぽい要素がある。
メンリルの木さえ見つかれば比較的素材は軽めなので序盤から触れるMod。
バージョン
今回解説するバージョンは、マイクラ本体バージョン1.19.2~1.21.1辺りに対応。
※バージョンによって内容が異なる可能性があります
日本語化
1.21.1で日本語化されているのを確認。
※この記事作成時点では未対応。アドオンMod類は未対応のものあり
チュートリアル本
「ガイドブック(On the Dynamics of Integration)」というアイテムを、本とCrystallized Menril Chunk 2つで作れる。
1.21.1で日本語化されたため多少このModを進めやすくなった。
アドオンModによって追加される要素は日本語化されない部分もある。
一応Web版もあるがこちらは日本語に非対応。
Web版URL(英語): https://integrateddynamics.rubensworks.net/book/
メンリルの木を探す
メンリルの木(Menril Log)がマップ上に生成されるのでこれを探す。
地図Modが入っているなら、マップ上で水色っぽい木を探すと見つかる。
木は草原・森林など色々なバイオームに生成される。
密集されて生成されるのではなくて他の木に混じったりしてぽつんと1つ生えている。
30分も探せば十分見つかるはずだが、中々見つからないこともある。
1本だけだと足りないので苗木を持って帰ろう。
樹液の抽出
木を集めた後は、圧搾機と乾燥槽を作って樹液を抽出し結晶化したメンリルブロック(Block of Crystallied Menril)を作る。
この結晶化したメンリルブロックが多くのアイテムを作るのに最初に必要になる。
- 圧搾機(Squeezer) 1個
- 乾燥槽(Drying Basin) 1個
セットアップ
- 圧搾機と乾燥槽を隣り合わせて配置。
圧搾機の設置方向に注意。 - メンリルの原木をセット
- 設置したら圧搾機の上に乗って何度もぴょんぴょんジャンプする。
配置が正しければ液体を抽出できて、数秒で固まって拾えるようになる。
抽出できた!
樹液は数秒で固まって結晶化したメンリルブロックになる。
乾燥槽は、下がった状態になるので、レバーやボタンなどでレッドストーン信号を与えると位置をリセットできる。乾燥槽自体を壊して回収しなくてもOK。
ここまでを動画にまとめたので、文章では分かりづらいという人はこちらもどうぞ。
機械式圧搾機を使おう
機械式圧搾機(Mechanical Squeezer)は、自動で樹液抽出ができるようになる他、鉱石ブロックから通常より多くの原石に変換できる設置型アイテム。
他の工業化Modでいう「粉砕機」「クラッシャー」に近いレシピを持っている。
機械式圧搾機は電力を使うので以下の2アイテムも一緒に使う。
- 発電機(Generator)
- エネルギーバッテリー(Energy Battery)
バッテリーはなしでも一応動かせるが、あったほうが無駄な電力消費を抑えられる。
鉱石以外にも色々効率の良い変換ができるので、レシピを確認してみると良い。
レシピはレシピ検索Mod「JEI」の機能を使って、アイコン上で「U」キーを押すと確認できる(設置後、右クリックして矢印のマークを押しても確認できる)。
セットアップ
右から順に、発電機、エネルギーバッテリー、機械式圧搾機を隣接して配置。
本来は、ロジックケーブル(Logic Cable)もクラフトして電力を渡す必要があるが、隣り合わせに配置することで電力が流れてくれるのでそれを省略できる。
発電機に燃料になるものをセットすると、エネルギーバッテリーに電力が流れて貯まっていく。
バッテリーはレッドストーン信号がないと電力が出力されないのでレバーをくっつけてONにすると機械式乾燥槽へ出力される。
ずっとONにしたままでいると過剰に出力し続けてしまうので、機械式圧搾機にチャージできたらOFFにする。この出力量を自動で制御するためにはもう少しModを進める必要がある。
試しに「古代の残骸」を1つ入れてみると2つのネザライトになった。
液体が出力された場合はバケツで回収することができる。
まとめ
進捗画面の通りに進めると少し難しい印象があるが、ここまでなら比較的難しくないのではなかろうか。
乾燥槽の電力対応版である機械式乾燥槽もあるのでこちらもオススメのアイテム。
ロジックケーブルなどを使って半自動化を進めたり配置を工夫すると良いかも。
その他のお得情報
- 乾燥槽(Drying Basin)にゾンビ肉を入れると革に変換できる
- 余ったメンリルの実は木の棒と組合せて、Menril Tourch(メンリルの松明)にできる
- このGenerator(発電機)の電力は他のModでも使用できる。自動化系Modより前にやっておくと便利
次回はこちら。
CurseForge URL(英語)
CurseForge - Integrated Dynamics