Hex Casting(ヘックスキャスティング)は、プログラム的な要素がある魔法Mod。様々な命令を組合せて独自の魔法を使える、難しいけど便利にも使える小~中規模Mod。
魔法は、それぞれの形が意味を持つiota(イオタ)と呼ばれる印を複数組合せて発動させる。
杖を使って使用するためどこでも使用可能。
一度作った魔法はアイテムを使って保存して使い回すことができる。
Modの規模自体は小さめだができることは多そうで、やっていて楽しいMod。
バージョン
今回解説するバージョンは、0.10.3で本体バージョン1.19.2に対応。
FTB Direwolf20 1.19内に含まれており、CurseForgeからも利用可能。
日本語化
日本語化はされていない。
※この記事内でのModの用語・Modのアイテム名は独自に翻訳したものです。
チュートリアル本(英語)
「Hex Notebook」という名前で、本とAmethyst Dustでクラフトできる。
Web版があるためブラウザで見ることができ、ページ翻訳をかけて読むことができる。
https://gamma-delta.github.io/HexMod/
※ぼかしのある項目はネタバレ
※バージョンによってはこの通りの仕様でない場合もあるため注意
序盤にやること
ひとまず、杖を作って光の魔法を使うこところまで説明する。
Charged Amethystを探す
アメジストをさがす。以下を参照。
アメジストの塊まで成長させてから、シルクタッチがついていないピッケルで破壊するとCharged Amethystが確率でドロップする。ピッケルには幸運をつけておきたい
杖のクラフト
Charged Amethystを使って、魔法の杖である「xx Staff」をクラフトする。
検索できるModが入っているなら[@hexcasting staff]などで探そう。木の素材によって名前が変わるが性能は同じ。
光の魔法で光源を設置してみる
これらの印(iota)が必要で書き順が重要。
アメジストが必要なので、アメジストダストかアメジストの欠片をたくさん持っておこう。
でた!
アメジストの欠片を1つ消費した。
できなかったらこちらもどうぞ。書き順が重要。
他にもいくつかの魔法を手順が分かるようにYoutubeにアップしてみた。
よかったら、
[こちら]からどうぞ。
基礎知識
出てくる用語
- グリッド 杖を右クリックした時に出てくる三角形に配置されたたくさんの点。
杖をスニーク+右クリックでグリッドをクリアできる - iota(イオタ) 一筆で書く魔法の印。「最小」を意味する。下で詳細を記載
- スタック iotaを作った時に左上に溜まっていく準備状態の魔法。
iotaの作成に失敗すると空のスタックが追加され、砂嵐のようなエフェクトの行が表示される - media(メディア) 魔法発動時に必要とするパワー。
具体的には、以下のアメジストのこと。- Amethyst Dust(アメジストダスト)
- Amethyst Shard(アメジストの欠片) アメジストダスト約5個分
- Charged Amethyst(帯電したアメジスト/チャージドアメジスト) アメジストダスト約10個分
足りない場合、杖・アーティファクトを使っている場合は消費量に応じて自分がダメージを受ける。
トリンケットの場合は、魔法が発動しない。
iotaにはそれぞれ名前がついており、発動失敗時などにチャット欄に表示される。
覚える必要はないが、海外のサイトを調べる場合は、こういう単語が出てくることも。
例)
- Mind's Reflection 自分を取得する
- Compass Purification 物体の場所を取得する
- Scribe's Gambit Spell Bookにiota配列を書き込む
- Scribe's Reflection Spell Bookに書き込んだiota配列を取得してスタックに追加する
iotaが表すもの
- 数字(number)
- ベクトル(vector) 位置を示す場合と、方向(とその強さ)を示す場合がある
- ブール値(bool) True / Falseのこと
- 物体(entity) プレイヤー、ニワトリ、土ブロックなどのこと
- 配列(list) 括弧のiotaによって複数のiotaを1つにまとめたもの
- 現象(action, influence) 破壊、雷など
iotaの基本法則
- 書き順が重要
- 多くのiotaは時計回りか反時計回りのどちらで書かれたかで意味が逆になる
- iotaがあってるはずなのに魔法が発動しない場合、これが原因かも
- 複数のiotaを書く場合、書かれた順番が重要
- 書く場所はどこでも関係ない
- 向き(傾き)は関係ない
- 例えば、左から書き始める下三角
∨
と右から書き始める上三角∧
は同じ意味
- 例えば、左から書き始める下三角
魔法関連のアイテム
- Empty Small Scroll iotaを書いて飾れる。大きさがSmall, Medium, Largeの3種類ある
- Spell Book 複数のiotaを書き込んだり呼び出したりできる。スニーク+マウスホイール上下でページを切り替えれるため、複数の魔法を持っておける。これ自体が消費されることはない。FocusはSpell Bookの下位アイテム
- Abacus(そろばん) 数字を設定しておいて、呼び出しの魔法で呼び出してスタックにその数字を追加できる。一々数値のiotaを調べなくて済む。
- 右手に持っている時に、スニーク+ホイール上下で±10変動
- 左手で杖の使用中かつ、右手に持っている時に、スニーク+ホイール上下で±1変動
- 右手で杖の使用中かつ、左手に持っている時に、スニーク+ホイール上下で±0.1変動
- 左手に持っている時に、スニーク+ホイール上下で±0.01変動
- Cypher (サイファー) アメジストを使って魔法を書き込んで右クリックで使い回せるようにする。アメジストの種類と量によって使用可能な魔法の量が変化する。残りコストが0になると壊れる。
- Trinket (トリンケット) Cypherの上位アイテム。上の効果に加え、残りコストが0になっても壊れず、充電の魔法を使ってチャージ可能
- Artifact (アーティファクト) Trinketの上位アイテム。上の効果に加え、チャージが切れた後も手持ちのアメジスト類を消費して使用できる。
持ち物
魔法によって特定のアイテムを左手に持っている必要がある。
例えば、SpellBookに書き込む魔法はSpellBookを必要とする。
また、書かれたiotaを呼び出す魔法は魔法が書き込まれたアイテムを持っておかないと魔法は失敗する。
iotaスタックの削除
左から書き始める下三角∨
で最新のスタックを1つ消せる。
射程
自分の位置から最大約32ブロック。
iotaがすでに対象を指定済みなら壁越しでも発動する。
その他の魔法紹介
爆発の魔法を連発できるようにする
mediaの消費がすごい。
魔法の動画集
こちらは海外のユーザーが作った魔法の動画集。
https://imgur.com/a/oSGl2jX
このModの奥が深そうな感じが伝わってほしい。
次回は色々な魔法の紹介。