今回は、拠点に設置済みのストレージに遠隔でアクセスできるようにする機能について調べてみた。
結果から言うと、遠隔での利用は結構厳しめだということが分かったのだが、一応記録として記事にすることにした。
※拠点間アクセスについても追記した
ちなみに、「RS Infinity Booster」という遠隔利用できるアドオンModも試しに使ってみている。
Refined Storageに関する基本的な解説はこちら。
バージョン
- Refined Storage 1.11.6
- RS Infinity Booster 3.0+27
- マイクラ本体バージョン 1.19.2
※バージョンによって内容が変わる可能性があります。
日本語化
アイテム名は日本語化されているが使い方の説明はない。
ワイヤレスグリッド・ワイヤレス送信機を試す
必要なもの
- ワイヤレスグリッド(Wireless Grid)
必要な素材に、グリッドがあるが既存のものは使わないこと。
ワイヤレスグリッドは携帯して使用するものであるため、拠点のものは置いたままにしておく。
- ワイヤレス送信機(Wireless Transmitter)
セットアップ
前回設置したコントローラーに隣接するようにワイヤレス送信機を設置する。
コントローラーを右クリックして認識されていることを確認。
以前のバージョンではケーブルを経由しないとダメだった気がするが直接接続できた。
充電
ワイヤレスグリッドは充電式なので、手持ちアイテムを充電できる何らかのアイテムを使う必要がある。
今回はMod「Charging gadgets」のCharging Stationを使用した。
使ってみる
ワイヤレスグリッドを右クリックして使えるか確認。
ストレージにアクセスできた。
有効範囲の問題
少し離れたところで使うと「有効範囲内のワイヤレス送信機がありません」と表示された。
拠点に戻って、ワイヤレス送信機を右クリで開くと16ブロックまでしか届かないようだ。
これはちょっと短すぎて悲しい。
当然次元は越えれずネザーやエンドに行くと使えない。
有効範囲を広げる
レンジアップグレード(Range Upgrade)で有効範囲を広げることができるらしい。
最大4つまでセットできるようなので、全部埋めた。
それでも最大で48ブロック。拠点周りでしか使えない。
う~ん、思っていたほどの汎用性はなかった。
Infinity Range Boosterを使ってみる
どうやらアドオンModにワイヤレス送信機の射程を実質無限にできる「Infinity Range Booster」というアイテムが存在する模様。
「RS Infinity Booster」というMod。
アップグレードのスロットに置ける。
取り付けてみて動作確認するも動かない。
コントローラーを確認したところ電力を4000 FE/t消費する模様。えぐすぎ…。
そんな電力用意できないので試せず…。
まあ、どこからでも自由にアクセスできちゃうのはさすがに便利すぎるので、構築をかなり難しくしているということでしょう。
その他の注意点
- 拠点のコントローラーの電源が常にONになっていて、使用可能な状態である必要がある。
- 電力は、ワイヤレスグリッドを使用してストレージにアクセスしたり、アイテムを動かしたりすると少しずつ消費する。
電力がなくなると使用できなくなる。
拠点間アクセス
拠点間アクセスに使えるネットワーク送信機・ネットワーク受信機についても調べてみた。
ネットワーク受信機を使うことで、本拠点に構築済みのストレージにアクセスできるようになるのでサブ拠点に設置しておくといちいち本拠点に帰る手間を省くことができる。
必要なもの
- ネットワーク送信機(Network Transmitter) 1個
- ネットワーク受信機(Network Receiver) 1個
- ネットワークカード(Network Card) 1個
- グリッド 1個
- 追加電力
追加のコントローラーやディスクドライブは不要。
コントローラーを追加で置いてしまうと別ネットワークになってしまい、本拠点の正しくアイテムが読み込まれないので注意。
前提
前提として、下の画像のようなコントローラー、グリッド、ディスクドライブという最小構成が本拠点にある状態としてから話を進める。 中にはオークの板材を入れておく。
セットアップ
- サブ拠点にネットワーク受信機とグリッドを隣接させて置く。こちら側には電力は不要
- 設置したネットワーク受信機に向かってネットワークカードを持って右クリックする。
何も表示されないがアイテムの説明に追加されているので確認。上書き不可っぽいので慎重に
(※jamdは今回検証用に使用している採掘用ディメンション) - 本拠点にあるコントローラー類に隣接させてネットワーク送信機を置く
- ネットワーク送信機にネットワークカードをセットして完了
サブ拠点に確認に行く。
正しく繋がっていれば、電源を繋いでいなくてもネットワーク送信機・受信機経由でサブ拠点に電力が伝達されている。
サブ拠点のネットワーク受信機の隣に設置したグリッドに右クリックして、本拠点のストレージにアクセスできればOK。
電力消費
ネットワーク送信機は64FE/tを消費する。
常時消費するため簡易的な発電機1個程度では補いきれず序盤ではきつめではあるが、ワイヤレス送信機やInfinity Range Boosterに比べると使えるレベルではありそう。
できれば燃料を消費しないタイプの発電機を用意したい。
ちなみに、ネットワーク送信機・受信機間の距離は関係なさそうだった。
別次元・遠距離
ネザー・オーバーワールド間でも試してみたが、ネザーの情報が入ったネットワークカードをオーバーワールドのネットワーク送信機にセットしてもネットワーク受信機は動かなかった(※環境やバージョンによって違いはあるかも)。
ネットワークカードには、一応ディメンション情報も含めて書き込めるのでネザー内だけで完結するネットワークなら作れるかも。
また、ネットワーク送信機があるチャンクが読み込まれている必要があるので、遠距離では何らかのチャンクローダー機能を併せて使わないと使用できない。
遠隔で使うには色々課題がありそう。
次回はこちら。
CurseForge URL(英語)
CurseForge - RSInfinityBooster