今回は、Integrated Tunnelsを使ったアイテムの高度な自動仕分けのやり方を紹介する。
Integrated Tunnels(インテグレーテッド トンネルズ)は、Integrated Dynamicsの拡張Modで輸送のためのアイテムを追加する小規模なMod。
Integrated Dynamicsのアイテムと組合せて、アイテムや電力の輸送ができるようになる。
Modパックには一緒に入っていることも多い。
ハードルが高そうに感じるかもしれないが、今回は割とシンプルに構築できるアイテム仕分けの仕組みを紹介する。電力も不要。
前回の記事はこちら。
バージョン
- Integrated Dynamics 12.9.5
- Integrated Tunnels 1.8.19
- Integrated Tunnels-Compat 1.8.19。他のModとの互換性Mod
- 本体バージョン 1.19.2
※今回、私が遊んでいるFTB Direwolf20 1.19の環境ではさらにIntegrated Tunnels-CompatというModパック向けの互換性Modも入っていた。
日本語化
日本語化はされていない。
アイテム輸送の最小構成
必要なもの
- Item Importer 1個
- Item Interface 1個
- Logic Cable 1個
- Variable Card 1個
- チェスト 2個
電力は不要。
手順
- 間を空けてチェストを配置。
右のチェストから左に移すようにする。
- アイテムが入っているチェストにItem Importerをスニーク+右クリックで設置
- アイテムの搬送先のチェストにItem Interfaceをスニーク+右クリックで設置
- 間にLogic Cableを設置
- Item Importerを右クリックして"Import All Items"の欄にVariable Cardをセット
Variable CardはLogic Programmerを使って変数を書き込むことができるが、今はクラフトしたそのままでOK。
これでItem Importerを取り付けている方のチェストにアイテムを入れて搬送されるか確認。
アイテムが左のチェストに自動搬送されるようになった。
フィルタリングは次から。
アイテムをフィルタリングする
追加で必要なもの
- Logic Programmer 1個
手順
今回は、鉄とダイヤの2種類のアイテムをフィルタする。
- 最小構成で作ったItem Importerの中にあるVariable Cardを取り出す
- 適当な場所にLogic Programmerを設置
- Logic Programmerを右クリックしてVariable Cardをセット
- 左の項目から「List」を選択
- 右上の「+」ボタンを押すと1マスのインベントリが表示されるので、フィルタしたいアイテムの1つめをセット
- 右上の「+」ボタンをもう一度押して、フィルタしたいアイテムの2つめをセット。
これでVariable Cardに2つのアイテムが設定されるたので取り出す。
この方法でもっとフィルタしたいアイテムの数を増やすことができる。
- Item Importerを右クリックして今度は、"Import Items"の欄にVariable Cardをセット
これでフィルタリング輸送の設定が整ったので、Item Importerを取り付けている方のチェストにアイテムを入れて搬送されるか確認。
- 右のチェストに色々アイテムを入れて、左のチェストを見てみる。
できた!
このVariable CardとLogic Programmerを使うと高度なことが色々できるので、また別の便利な使い方が見つかったら紹介したい。
Modソース
CurseForge - Integrated DynamicsCurseForge - Integrated Tunnels
Github - IntegratedTunnels-Compat