今回は、Refinary(リファイナリー/製油装置)を使ってClude Oil(原油)から石油燃料である、
- LPG (液化石油ガス)
- Gasoline (ガソリン)
- Kerosene (ケロシン/灯油)
- Diesel (ディーゼル燃料)
を作る手順を解説。
この石油精製の仕組みを作るのはPneumaticCraftで結構面白い要素だと思う。
前回はこちら。
必要なもの
- Small Fluid Tank 1つ。ワールド各地に生成されるClude Oilを集めてタンクに入れておく。
- Refinery Controller 1つ。Refinery Outputと組合せて使う
- Refinery Output 4つ
- Liquid Hopper 5つ。液体用ホッパー。Omnidirectional Hopperと同様に任意の方向に向けることができる
- Vortex Tube 1つ。空気圧を熱に変換する装置
- Pressure Tube とりあえず20個くらい
- 丸石のハーフブロック 20個くらい。丸石でなくてもOK
設置
Refinery ControllerとRefinery Outputの設置
一番下にRefinery Controllerを置き、その上にRefinery Outputを4つ重ねる。
Liquid Hopperの設置
Refinery Outputから外側に向けて4つ設置する。
Liquid Hopper自体がそれなりの容量のタンクを持っているので一旦これでOK。必要に応じて配管をしても良い。
最後の1つをRefinery Controllerに繋げてその上にSmall Fluid Tankを設置。Clude Oilが流入するようにする。
Vortex Tubeの設置
設置する向きに注意。赤い側がRefinery Controllerに接するように設置する
Vortex TubeとPressure ChamberをPressure Tubeで繋ぐ。
ここまでで基本的な配置は完了。
外気にさらされないようにする
Refineryを右クリックすると、このような警告メッセージが出ている。
「Not enough heat」は、熱が足りていないだけなので一旦無視でOK。
「Poorly insulated」は、対処が必要。
これは、「Refineryが外気にさらされると熱を放出してしまうので全ての面をブロックで囲う必要があるよ」というメッセージ。
外気にさらされるかどうかの判定は、Refinaryに隣接した各方向(上下左右前後)にブロックが設置されているかどうかで判定される。
ハーフブロックでも問題ないため、Refinaryに触りやすくするためにハーフブロックで囲う。以下のような感じで配置していく。
配置していくと、下のように数字が減っていく。
最終的に以下の状態になればOK。
残りの「Not enough heat」はかなりの高温を保っていないと消えないので、基本的にこのメッセージが出ていても気にしなくてOK。
燃料を入れると原油が精製されて、Small Fluid Tankに石油類が溜まっていく。上から順に、
- LPG (液化石油ガス)
- Gasoline (ガソリン)
- Kerosene (ケロシン/灯油)
- Diesel (ディーゼル燃料)
ここまで始めて構築できたときはちょっと感動した記憶がある。
現実での原油精製の仕組みにもちょっと興味が湧くかも?
空気圧を管理しやすく工夫する
問題として残るのが、Vortex TubeとPressure ChamberをPressure Tubeで繋ぐことで、Refinary側に熱を吸われてPressure Chamberを使ったクラフトがしづらくなることがある。
例えばこのように繋いでいる場合、むりやりPressure Tubeを破壊して分断すると、空気が漏れ出して空気圧が下がってしまうので以下のようにPressure Tubeの端に余分に配置することで空気の漏れを最小限にできる。
Pressure Tubeを分断しても空気が一瞬だけしか漏れない。
このやり方よりももっとスマートなやり方もあるかもしれないが、これが一番お手軽で必要十分なので私はいつもこうしている。
Youtube動画
記事の説明でよく分からなかったらこちらもどうぞ。
Youtube 動画リスト - Pneumatic Craft マルチブロック設備構築
バージョンによる違い
過去のバージョンでは、Refinery ControllerとRefinery Outputが分かれておらず「Refinery」というアイテム1つだけだった。
Refineryを縦に4つ並べて使った。