Construction Wand(コンストラクションワンド/建築の杖)は、ブロックの一括設置・一括破壊ができる杖を追加するMod。
設定を切り替えたりアップグレードを使うことで建築や整地をかなり効率的に行えるようになる。
元に戻す機能も。
特に一括破壊機能である「Destruction Wand Core」を取り付けたInfinity Wandは、私が知っている全てのModアイテムの中で最もお手軽で速い整地ができる。
バージョン
今回解説する内容は、本体バージョン1.19.2~1.20.1辺りに対応。
※バージョンによって内容が変わることがあります
日本語化
日本語化はされていないが、この記事を読めば大体分かりそう。
特徴
石、鉄、ダイヤ、Infinityの4種類あり、レアな素材ほど耐久度が高く一度にたくさんのブロックを設置できる。
Infinityは耐久度が無限になるがネザースターが素材となる。
便利な分使っていると耐久度がすぐなくなるので、耐久力エンチャントなどをつけておくと良さそう。
主な使い方
杖を持った状態でブロックに向かって右クリックをすると、視線の先のブロックと同じ種類のブロックを一括で配置できる。
設置される場所は黒枠が表示されるので、それを見ながら使おう。
ブロックはインベントリに持っておく必要がある。
シュルカーボックスやバックパック系のModアイテムの中に入っていてもOK。
設定
杖を持った状態でスニーク+右クリックをすると設定画面が開く。
以下で各項目を説明。
Core (コア)
杖のモード切り替え。
デフォルトではConstruction Coreしかない。
- Construction Core 通常の建築モード
- Destruction Core 一括でブロックを破壊するモード。Destruction Wand Coreで使用可能になる
- Angel Core 視線の先のブロックの裏側に設置できるようになるモード。Angel Wand Coreで使用可能になる
Restriction (制限)
設置パターンの切り替え。
- None デフォルト。壁や床・天井の面に視線を合わせた場合に、その面全体に設置する
- Left/Right 壁の面に視線を合わせた場合に、横一列のみ設置する
- Up/Down 壁の面に視線を合わせた場合に、縦一列のみ設置する
- North/South 床や天井の面に視線を合わせた場合に、南北方向の横一列のみ設置する
- East/West 床や天井の面に視線を合わせた場合に、東西方向の横一列のみ設置する
デフォルトの設定だと結構置きたくないところに置いてしまうことがあるので、このRestrictionをうまく使えるとそういうことがなくなる。
Direction (方向)
ブロックをどの向きで設置するか。
原木などの設置方向によって見た目が変わるブロック用で、丸石や土ブロックなどの場合は関係ない。
Replacement (置き換え)
Yesだと、水、雑草、雪などがあると除去する。
Noだと、それらがある場所には設置されない。
Matching (一致)
使用するブロックの種類の選択。
- Exact 視線の先のブロックと同じブロックのみ
- Similar 類似するブロックも対象(土と草ブロックなど)
- Any ブロックの種類に関係なく、視線の先の面全てが対象
Random (ランダム)
Yesにすると、手持ちのブロックからランダムで選んで設置する。
アップグレード
2種類のアップグレードがあり、杖と一緒にクラフトすることで機能を追加できる。
Destruction Wand Core
Destruction Coreを選択できるようになる。
設定からいつでもConstruction Coreと切替可能。
整地に超便利だが、これによって破壊されたブロックはドロップせず除去されるので使用には要注意。
Infinityの杖で、Matching: Silimarにすれば丸石や深層岩だけを除去できるので採掘(鉱石探し)にも使える。
Angel Wand Core
Angel Coreを選択できるようになる。
設定からいつでもConstruction Coreと切替可能。
視線を合わせるとそのブロックの裏側に黒枠が表示され、右クリックでそこに設置できる。
ブロックが複数ある場合でも最後尾に設置される。
元に戻す機能
杖を持った状態で、SHIFT+CTRL+右クリックで直線の操作を元に戻すことができる、と説明がある。
私が試したところ、スニークキーを押している間に直線の操作のブロックが緑色で表示されたので、それが表示されている状態で右クリック(シフトなし)で元に戻せた。
Destruction Coreを使った場合でも復元できるので、誤った操作をした場合には元に戻せることを覚えておこう。
複数回戻せるが、少し離れた場所に移動してしまうと元の場所に戻っても戻せなくなるので注意。
CurseForge URL
CurseForge - Construction Wand