Powah!(パワー)は、大量の電気を生成・保存・送電する中規模のMod。
発電における温度管理・発電効率管理の要素や、原子炉の他、太陽発電、地熱発電などもある。
今回は、割と手軽に構築・運用できるマルチブロックの発電設備である原子炉を中心に解説する。
※レシピがやや複雑なため「JEI」などのレシピ検索Modを使うことを推奨
バージョン
今回解説するバージョンは4.0.1.0で、本体バージョン1.19.2に対応。
FTB Direwolf20 1.19に含まれており、CurseForgeからも利用可能。
日本語化
日本語化はされていない。
チュートリアル本
「Manual(Powah!)」というマニュアル本を、Dielectric Pasteと本でクラフトできる。
英語だが、このModにどんな要素があるのかが大体分かるので軽く流し見してみると良さそう。
Reactor(原子炉)の作成
マニュアル本を開いて最初のページ、一番右にあるReactorを作っていく。
Reactorにもいくつか種類が上位のものは下位のReactorブロックを素材とするのでまずはStarterを作る。
必要なもの
- Reactor(Starter) 36個。原子炉を構成するブロック
- Energy Cable(Starter) 必要な量だけ。他の工業Modのケーブルでも多分大丈夫(互換性次第)
- Uraninite(ウラン鉱石) たくさん必要。
地下で見つかるUraninite Oreを破壊するととれるRaw Uraniniteをかまどにかけて作る。電力源となるアイテム
- Dry Ice(ドライアイス) 数個。浅めの地下でたくさん見つかる
その他素材
- レッドストーン それなりにたくさん(100個くらい)
- 鉄 それなりにたくさん(100個くらい)
- 木炭か石炭 とりあえず10個くらい
- ブレイズパウダーか溶岩入りバケツ 20個くらい
- 粘土 20個くらい
Raw UraniniteやDryIceは適当に採掘していれば余っていると思うので、レッドストーン・鉄が結構必要になる。
すべて通常の作業台/かまどで作れるが、この辺の中間素材作りが地味に面倒かも。
- Basic Capacitor
- Basic Capacitor(Tiny)
- Dielectric Paste
- Dielectric Rod
- Dielectric Rod(Horizontal)
- Dielectric Casing
この辺りのアイテムはちょっと余分に作っておくと足りないときの面倒が少なくなる。
構築
なんと、Reactor(Starter)を36個以上持っていれば右クリックを1回押すだけで自動で組み立ててくれる便利仕様。
見てて楽しい。
出来上がったら右クリックでこのような画面が開くので、
以下のアイテムをセットする。
- Uraninite
- Dry Ice
- レッドストーン
- 木炭か石炭
- 水
水はなくても動くが発電効率が大きく落ちてしまうので注意。
電力のところを見ると243FE/tの発電量。
250FE/tがどれくらいかと言うと、たしか他の工業Modのすぐ作れる下位の発電機の発電量で大体20~40くらい。それよりちょっと上位だったり手間がかかる中位のもので100~200くらいなので、このお手軽さ&Starter版で243FE/tというのは、多分そこそこすごいっぽい。
下の白くなっているブロックにケーブルを接続すると送電できた。
素材の量と素材づくりを除けば、構築はかなり手軽。
ModパックだとUraniniteやDry Iceは余りがちだし、レッドストーン・木炭の消費もそこまで速くないので一度構築してしまえばそれなりの量の発電が必要になったときにの選択肢としては全然あり。
必要に応じて上位のものにアップグレードすると良さそう。
私の最近の場合では「RFTools Dimensions」Modのディメンション作成で結構大量の電力を使った際にこのリアクターでカバーできた。
その他の発電
- Thermo Generator(地熱発電) 水を入れてマグマや溶岩ブロックなどの上に設置するだけで発電する。下に置くブロックの種類によって発電量が変わる。
水は少しずつ消費するので供給方法は用意する必要がある。 - Solar Panel(ソーラーパネル) 太陽光を利用した発電。置くだけで発電してくれるお手軽発電。夜は発電しない。
ケーブルは下側に接続する。
これらは発電量自体は原子炉ほどではないが一度作れば燃料がいらないのでかなりお手軽で便利。
要電力なストレージMod(Refined Storage、Applied Energistics 2)に繋いでおけばメンテナンスの手間がなくて楽。