今回は、更に高度な装備作成である素材アイテムへのグレード付けとスターチャージについて解説。
前回はこちら。
※前回も書きましたが、このModはレシピを確認しやすくするためレシピ検索Mod「JEI」を一緒に使うことが推奨されています。 この記事内でも細かなレシピの説明は省略しています。
出てくる金属と集め方
- Crimson Iron ネザーで見つかる。鉄のピッケルで採掘可能
- Crimson Steel 作業台かMetal Alloyerで作れる。素材にCrimson Ironを使う
- Blaze Gold 作業台かMetal Alloyerで作れる
- Azure Silver エンドで鉱石が見つかる。収穫レベル4(ネザライト、Crimson Steelなど)が必要
- Azure Electrum 作業台でのクラフトのみ。素材にAzure Silverを使う。ステータスが優秀
- Tyrian Steel Metal Alloyerで作れる。最上位の金属で、素材が高価な分ステータスも優秀
各種インゴットはHammerと一緒にクラフトしてDust(粉)に、各種Dust(粉)はかまどにかけてインゴットに変換できる。
※他のModのHammerと間違えないように注意
合金
Metal Alloyer
複数の金属から別の金属を作れる合金用アイテム。素材にCrimson Steel Ingotが必要。
Metal Alloyerを設置して右クリックでメニューが開き、矢印のところをクリックするとレシピが確認できる。
通常の作業台でクラフトできるレシピもあるが、これを使えばより少ない素材で作ることができる。
Recrystallizer
同じく合金用アイテムで、メニューからレシピを確認可能。
Mod「Silent Gem」がほぼ前提となるアイテムで、Silent Gemが入っていない環境ではダイヤ+エメラルドのDimeraldのみ作れる。
複数素材の混合
過去のバージョンでは通常の作業台で1つのパーツ(Pickaxe Headなど)に複数種類の素材を混ぜる事ができていたが、手軽に強い装備が作れてしまうのでバランス調整によりできなくなった模様。
一応設定ファイルでONにすることはできるようだが、使わない前提で解説を進めていく。
シナジー
複数素材の混合の際に、Tier・Rarityが近い素材を混ぜるとステータスが向上(Tier・Rarityが離れている素材を混ぜるとステータスが減少)するシナジーという効果があるが、通常の作業台での複数素材の混合が(デフォルト設定では)できくなったため実質あまり意味がなくなっている。過去のバージョンの名残のようなシステム。
グレード付け
Material Graderを使用してインゴット類にグレードをつけることができ、ついたグレードに応じて性能が上がる。
このModが入っていると、このように素材となるアイテム全てにGradeの表示が追加される。
デフォルトはnot analyzedとなっており、Material Graderを使うことでE~A、S、SS、SSS、MAXのいずれかの評価がつけられる。
Eでもnot analyzedの状態よりは少しだけ性能が高く、Sでほぼ全てのステータス(耐久度、攻撃力、防御力、攻撃速度、採掘速度など)が110%、SSSで125%程度に増加する。
Material Graderを右クリックするとこのメニューが開き、上に素材、下にCatalyst(触媒)をセットすると自動でグレード付けが始まる。電力は不要。
グレードをつけるには以下のいずれかの触媒が1回につき1つ必要となる。
Tierの数字が高いほうがより高いグレードがつきやすいが素材も高価。
Catalyst(触媒)
- Glowing Dust Tier 1。ネザークォーツとグロウストーンダスト2個と棒なので素材は安め。グレードはB,Cが多くS評価まではたまに出る
- Blazing Dust Tier 2。Blaze Gold Dustとグロウストーンダスト2個
- Glittery Dust Tier 3。素材はかなり高価。グレードはB~Sが多くSSもそこそこ出る。SSSもたまに出るが、MAXは100回以上は試したが確認できなかった
- Emerald Shard エメラルド1つから9つ作れる。
- Nether Banana ネザー要塞などで宝箱の中に入っているネザーウッドの苗木を育てて伐採すると葉から低確率でドロップする
グレードの付け直し
すでにグレードがついていても、再度Material Graderと触媒を使うことでグレードをつけ直すことができる。
その場合も同じくCatalystを消費するが、既についているグレードより下に変化することはない。
スターチャージ
Startlight Charger(スターライトチャージャー)は、素材に「Star Charged」効果をつけられるアイテム。
使用する触媒のTierに応じてStar Charged 1~3を付与することができ、付与されているとグレードと同じように性能が上がる。
グレードとは別枠なので、SSSなどのグレードの素材に対してさらにStar Charged3を付与することで、元々の素材の倍近くの性能に強化することができる。
触媒はグレード付けとは別のアイテムを使う。
配置
Startlight Chargerを使うためには、マルチブロック構造の配置と、Startlight(スターライト)というエネルギーを必要とする。
7x7のブロックの中央にStartlight Chargerを設置し、その四方に3段の高さの柱を建てる。
重要なのは、柱の一番上のブロックで、この画像で言う白と黒の部分は何の種類のブロックでもOK。
柱の一番上のブロックに使えるものは以下があり、ブロックによって付与可能な最大Tierが決まる。
- Block of Crimson Steel Tier 1。Crimson Steel Ingot 9つでクラフト
- Block of Azure Electrum Tier 2。Azure Electrum Ingot 9つでクラフト
- Block of Tyrian Steel Tier 3。Tyrian Steel Ingot 9つでクラフト
四方に設置する必要があるため、同じ種類が4つ必要になる。
上位のものが作れるなら下位のものは不要だが、Tier 3は効果が大きい分作るのも結構大変。
Startlight Chargerを右クリックするとこの画面が開き、上が素材、下が触媒、一番右のゲージがスターライト。
スターライトゲージは、Startlight Chargerを天井がない場所に設置することで夜間に徐々にチャージされる。
設置が正しく行われていれば、アイテムをセットすると自動でクラフトが開始する。
Catalyst(触媒)
- Blaze Gold Dust Tier 1。合金のBlaze Gold Ingotから作る
- Azure Silver Dust Tier 2。エンドにあるAruzer Silver Oreから作る
- Starmetal Dust Tier 3。素材はかなり高価で下位2種の触媒に加えネザースターも必要になる
性能比較
試しにダイヤで性能比較してみる。
1つめの画像が素のダイヤで、2つめがグレードSSS+Star Charged3のダイヤ。
いくつか抜粋して挙げてみるが相当伸びていることが分かる。
- 耐久性 1561 → 3811
- Harvest Speed (採掘速度) 8 → 23.5
- Attack Damage (攻撃力) 3 → 6.75
- 防具 20 → 31
これならメイン装備一式をこれで作る価値は十分ありそう。
素材に使う金属はダイヤよりもっと別の上位のもので作りたいところ。
その他のSilentシリーズMod
- Silent's Gems さまざまなGem(宝石)とそれから作れるアイテムの追加
- Silent Lib SilentシリーズのベースになるMod。
- Silent Compat 他のModとSilentGearとの互換性を追加するMod。
- Silent's Mechanisms 工業化要素を追加するMod。
これらは同じ作者によって開発されている。