Cloud Storage(クラウドストレージ)は、大容量のチェストを追加する比較的小規模なストレージMod。
「クラウド」は、雲の英語とIT技術のクラウドを掛けたもの。
メインのアイテムであるCloud Chestは一言で言えば「容量を拡張できるエンダーチェスト」で、電力不要なのでMod単独で使える便利な収納アイテム。
ソートと検索機能付き。
その他の追加要素には、バルーンを売る村人、ちょっとした構造物、敵モブ、わたあめなども。
バージョン
今回解説するバージョンは1.1.0で、本体バージョン1.18.2に対応。
CurseForgeからも利用可能で、DawnCraftにも含まれている。
※今回筆者はDawnCraft内でプレイしたのでこのバージョンでの紹介になるが、最新バージョンの1.4.0では本体バージョン1.20に対応している模様
日本語化
日本語化はされていないが、この記事を読めば大体分かりそう。
チュートリアル本
「Cloud Storage and You」というアイテムを、本とBalloon Piece、Cloud Blockで作れる。
英語であることと、このModの要素自体がそこまで多くないので特に作らなくても問題ない。
特徴
メインのアイテムであるCloud Chestの特徴は以下。
- 始めは通常のチェストと同じ容量だが、最大4096個まで拡張可能
- エンダーチェストのように同じチェストでもプレイヤーごとに違う中身になり、同じ種類の別のチェストからでも同じ中身にアクセスできる
- ホッパーでアイテムを出し入れすることはできない(後述のStatic版では可能)
- ソートと検索機能がついている
- Balloonがセットされていてかつ、同じ色のBalloonを使ってチェストを打ち上げていないと使えない。このやり方は後述
- 上方向にブロックがあると使えない
必要なもの
- Balloon 最低2つで、拡張するためにできるだけたくさんいる。素材にBalloon Pieceが4つ必要
- Cloud Chest 1つ。素材にCloud Blockが8つ必要
素材の集め方
かなりの上空であるY:200辺り(雲より少し下)に赤い風船の形をしたBadloonというモブがまれに出現するようになるので、その風船部分を攻撃して割るとBalloon Pieceをドロップする。
Badloonが出現するエリアには、この画像のように気球の形をした構造物が生成されることがあり、そこにBadloonのスポナーやCloud Chestなどがあるため、効率よく素材を集めるためにこれを探したい。
探すときは、「ビデオ設定」→「描画距離」を少し増やしておくと遠くまで描画されるので探しやすい(PCスペックが要求されるので上げすぎに注意)。
Dawncraftではここのスポナーはある程度時間が経つと自動で壊れるため、たくさん集める場合はまた別のスポナーを探す必要がある。
空を飛べるアイテムはもちろんあったほうが安全だが必須ではなく、要らないブロックを積み重ねて登ればOK。
水バケツを持っていくと一度登れば水を使って登り降りできる。
上空ではBloviatorという雲のモブもスポーンし強風で押してくるため、逃げやすいようにブロックを配置するか落下しても大丈夫なようにはしておきたい。
Bloviatorは倒すと何度か分裂するため結構面倒だが、倒すとCloud Blockをドロップする。
雨のときは帯電したBloviatorがスポーンし倒すとStatic Cloud Blockをドロップする。
また、気球の形をした構造物と同じ様に、雲の塊の構造物がありCloud BlockとStatic Cloud Blockがかたまっている。
中にはBloviatorのスポナーとBalloonなどが入ったお宝チェストがある。
使い方
Cloud Chestではないチェストに右クリックでBalloonをくっつけると空に向かって飛んでいくので、そのまま数分置くとCloud Chestの容量が拡張される。
飛ばすチェストには何も入れる必要はない(入れててもOK)。
Cloud Chestには、飛ばした風船の色と同じ色の風船をセットする。
Baloonは装飾として色々なものにくっつけることができるため、間違って違うものに右クリックしないように注意(ミスクリック🥺)。
別の色の風船で飛ばすと、別のストレージになる。
Static Cloud Chest
Cloud Chestとは少しだけ違う性質を持ったチェスト。素材にStatic Cloud Blockが8つ必要。
基本的な使い方はCloud Chestと大体同じだが、以下のような性質がある。
- 通常のチェストのようにどのプレイヤーが見ても同じ中身になる
- 同じ色のBalloonを取り付ければどこからでも同じ中身にアクセスできるので、通常のチェストとエンダーチェストの中間のような性質
- 容量の拡張は可能
- ホッパーを使うことができる
- 通常のBalloonは使えず、帯電したBalloonを使う必要がある
ホッパーを使える分Static版の方が使いやすいが、素材の入手が少しだけ難しい。
帯電したバルーンはアイテム名は通常のバルーンと同じだが、アイコンが違う別アイテムでチェストの打ち上げとストレージへのアクセスにこのBalloonがたくさん必要になる。
これはクラフトでは作れず通常のBalloonを持った状態でStatic Cloud Blockに向かって右クリックすることで帯電させられる。
1つ作れば、Balloon Standで帯電したBalloonを複製できる。
同じ色の通常Balloonを打ち上げても、Static Cloud Chestからはアクセスできないので注意。
その他のアイテム
Balloon Stand
別々の色のBalloonを入れると、下に入れたBalloonの色が上の色と同じになる。
帯電状態もそのまま反映される。
左側には、上側に入れたBalloonの利用状態が表示される。
Balloon Buddy
Badloonの見た目をした友好的なバルーンを召喚できる。
Loot Balloon
上空の構造物の中にあるお宝チェストにくっついている風船で空に飛ばすことができない。