今回は、魔法の使い方・作り方やマナを増やす方法を紹介。
独立した内容なので前回までの記事は見ていなくてもOKだが、第一回の全体解説は見ておくと良いかも。
Ars Nouveau全体解説はこちら。
※できるだけちゃんと検証した内容を記事にしたつもりですが、魔法関連は結構内容が豊富で組み合わせや使い方が多岐にわたって難しいので、もし間違いがあったらすみません🙇
バージョン
今回解説するバージョンは、本体バージョン1.19、1.20に対応したバージョン。
※今回筆者は、Modパック「FTB Direwolf20 1.19(本体バージョン1.19)」と「ATM9(本体バージョン1.20)」の2環境で検証しています。
魔法の使い方
初心者のスペルブックを使って魔法を使うことができる
初めからいくつかのグリフは習得済みなので、一応スペルブックを作ってすぐに魔法を使うことはできる。
スペルブックの使い方
- 右クリック 魔法の使用
- Cキー スペルブックメニューを開く
- Vキー 魔法の選択。10個まで登録、命名可能
- Zキー 前の魔法に切り替え
- Xキー 次の魔法に切り替え
「設定」→「操作」→「キー割り当て」→「アルス・ヌーボー」カテゴリの「Quick Cast Slot xx」。
スペルブックを持っていると画面の左下に、以下が表示される。
- 魔法の番号 1~10まで
- 魔法の名前 魔法を作った際に付けられる。省略可
- マナゲージ 魔法を使うために必要。自然回復する
スペルブックの種類
- 初心者のスペルブック ティア1のグリフを使った魔法を使える
- 魔道士のスペルブック ティア2以下のグリフを使った魔法を使える
- 大魔導士のスペルブック ティア3以下のグリフを使った魔法を使える
大魔導士のスペルブックは素材にネザースターを必要とするので基本的にはティア2までのグリフを使う機会が多いのではないかと思う。
魔法の作り方
スペルブックを持った状態でCキーを押すとこの画面が開く。
「タッチ」→「破壊」のグリフを選択して、右下の「作成」を押すと魔法が完成。
左下の欄から任意で名前も付けられる。
スペルブックを持った状態右クリックをすると、破壊の魔法を撃てるようになった。
魔法の使用には左下ゲージのマナを消費するが自然回復する。
スペルブックを持った状態でVキーを押すと魔法を切り替えられるので、複数の魔法を保持して切り替えて使うことができる。
グリフ
「タッチ」や「破壊」といった、魔法を構成するパーツをグリフという。
グリフの分類
グリフの分類は大きく3つに分けてフォーム、エフェクト、オーグメントがある。
- フォーム 魔法の発動方法。アイコンが紫の枠
- エフェクト 魔法の効果。アイコンが緑の枠
- オーグメント 魔法効果のパワーアップや性質変化。アイコンが黄色の枠
多くの場合、フォーム → エフェクト → オーグメントの順に組み合わせて使う。
グリフによってはオーグメントがエフェクトの前に来る場合や、魔法をアイテムに書き込む場合などはこの順にならないこともある。
エフェクトやオーグメントは複数付けて魔法をパワーアップさせることができるが、グリフをたくさん組み合わせるほどマナ消費も大きくなるのでバランスを考えて作る必要がある。
グリフごとにマナ消費量も違う。
新しいグリフを覚える
必要なもの
- スクライブテーブル 1個
- 覚えたいグリフの素材 グリフごとに異なる
- 経験値 レベル3、5、10のいずれか。グリフのティアごとに大きくなる
手順
- スクライブテーブルにスペルブックを右クリックして覚えたいグリフを選択、「作成」を押す。
今回は「増加」のグリフを選択。 ダイヤピッケルとレベルが3必要とのこと。
残りの素材がテーブル上に表示される。 - 素材であるダイヤピッケルをスクライブテーブルに右クリック
ダイヤピッケルが消費されてグリフが出来上がった - グリフを右クリックで使用して覚える
- Cキーでスペルブックを開くと、「増加」を使えるようになっている
次でグリフの組み合わせの例をいくつか紹介。
戦闘系魔法
攻撃
- 例1: 「飛翔」→「攻撃」→「増加」→「増加」
- 例2: 「飛翔」→「着火」→「フレア」→「増加」→「増加」
- 例3: 「飛翔」→「風の刃」→「増加」→「増加」 上空にいる敵に効果的
オーグメントのカスタマイズ
- 「増加」を追加 攻撃力アップ
- 「範囲」を追加 範囲増加
- 「幸運」を追加 ドロップ率上昇
- 「貫通」を追加 1つにつき1体敵を貫通する
回復
- 例: 「セルフ」→「回復」 ハートを2.5個分回復。「増加」で回復力アップ
デコイ・戦闘サポート
- 例1: 「タッチ」→「オオカミ召喚」 戦ってくれるオオカミを召喚。デコイにもなる
- 例2: 「飛翔」→「魔法の罠」 動きを止める。「効果時間延長」で効果時間が伸びる
マナ効率がきつめな序盤では特に、魔法を直接攻撃用途に使うより、こういうのに使ったほうが有用かも。
採掘・収穫魔法
採掘
- 例: 「タッチ」→「破壊」
これだけでも、砂・木・石などのブロックの種類に関わらず一発で破壊できる複合ツールとして使える。
採掘レベルのデフォルトは鉄(ダイヤ鉱石まで採掘可能)。
カスタマイズ
- 「飛翔」 「タッチ」の方がわずかにマナ消費量が小さい
- 「貫通」を追加 1つにつき1ブロック分貫通する
- 「範囲」を追加 1つ追加で2x2(周囲の壊れ方は視線の位置による)、2つ追加で3x3になる
- 「増加」を追加 採掘レベル上昇
- 「幸運」を追加 ドロップ率上昇
伐採
- 例: 「タッチ」→「伐採」 木にワンタッチするだけで、周囲の木や葉を一発で大きく破壊できる。
骨粉
- 例: 「タッチ」→「成長」 骨粉効果
便利系魔法
光源
- 例: 「飛翔」→「魔法の光」 光源を発射できる。
ダンジョンで危険なエリアに入らなくても明るくできるので便利。天井にもくっつく。
「飛翔」のかわりに「セルフ」と組み合わせて30秒の暗視効果も。
跳躍を使った高速移動
- 例: 「セルフ」→「跳躍」→「増加」
向いている方向にダッシュする。
マナにある程度余裕ができたら超便利。落下速度・落下ダメージを軽減する手段があると使いやすい。
スロウフォール
- 例: 「セルフ」→「スロウフォール」
しばらくの間落下速度減少。
落下ダメージもなくなるので、高低差のある場所の探索用に。
エンダーチェストにアクセス
- 例: 「セルフ」→「エンダーチェスト」
魔法生物探し
- 例: 「セルフ」→「魔法探知」 Ars Nouveauの魔法生物が光って表示されるようになる
ブロック設置(探索、戦闘、整地用に)
- 例1: 「タッチ」→「地形召喚」 土ブロックを召喚して設置する。オーグメントで設置範囲を広げたり、丸石や石、砂などにもできる
- 例2: 「足元」→「ブロック設置」 「範囲」と組み合わせて、安全に足場を広げるのに使いやすい
- 例3: 「足元」→「魔法のブロック設置」 同じく足場を広げるのに。
特殊なブロックの設置で、時間で消えるが「増加」で消えなくなる。「範囲」とも組み合わせて、安全に足場を広げるのに使いやすい
どこでも作業台
- 例: 「セルフ」→「クラフト」 作業台を開く。
マナ効率を上げる方法
食べ物
- ソースベリー 食べると3秒間のマナ再生のポーション効果。満腹でも食べられる
- ソースベリーのロールケーキ 食べると60秒間のマナ再生のポーション効果。満腹でも食べられる
- ソースベリーのパイ 食べると60秒間のマナ再生2のポーション効果。満腹でも食べられる
ポーション
- マナ再生のポーション マナ再生2もある。食べ物と同枠
装備
- マナ増加のネックレス ネックレススロットに装備すると、最大マナ増加
- マナ再生のネックレス ネックレススロットに装備すると、マナ再生速度増加
- 軽減の指輪 すべてのマナコストを10下げる
- 素晴らしい軽減の指輪 すべてのマナコストを20下げる
装備のエンチャント
- マナブースト マナの最大値を増加
- マナ再生 マナの回復量を増加
グリフのアンロック
新しいグリフを覚えるごとに永続的にマナの最大値と回復量が微増加する。
この増加量は上位のスペルブックほど大きくなる。
1~2つ程度だと違いをほぼ感じないが、10以上アンロックして比べると明らかに違いを感じる。
虚空の瓶
拾ったアイテムを吸収(破壊)してマナに変換する主に採掘用のマナ回復アイテム。以下のような使い方。
- スクライブテーブルに置いて、対象にしたいアイテムをスニーク+右クリックで指定可能
- スニーク+右クリックでON/OFF切り替え可能。デフォルトはOFF
- インベントリにないと機能しない
魔法で採掘するときは、これに丸石や深層岩などを登録しておけばマナ持ちが全然違う。
魔法防具とスレッド
魔法防具を装備すると最大マナとマナ回復が増加する。
別の記事で解説。
ワールスプリグを連れて歩く
自動化とは別のファミリア召喚方法で、ワールスプリグを連れて歩くと「土属性のグリフのマナコスト半減」効果がある。
別の記事で解説。
グリフの日本語名/英語名一覧+効果
Asr Nouveauは英語の情報が多いので翻訳しやすいようにメモ。
※効果はメモ程度で、すべての検証はできてません
効果の詳細は、「使い古されたノート」もしくはスペルブックの「ドキュメント」の項目から、「ティア1~3グリフ」のカテゴリで内容を確認可能。
フォーム(Form)
ティア1
- Projectile: 「飛翔」。飛んでいってあたったところで発動
- Self: 「セルフ」。自分に発動
- Touch: 「タッチ」。触ったブロックなどに対して発動
- Underfoot: 「足元」。自分の真下で発動
ティア3
- Orbit: 「衛星」。周囲に3つの魔法発生源。触れると発動
ティア2はなし。
オーグメント(Augment)
ティア1
- Amplify: 「増加」。攻撃の威力を上げたり、採掘レベルを上げる
- Sensitive: 「繊細」。魔法が当たらないブロックに当たるようになる。少し複雑な使い方
- 「タッチ」→「繊細」→「蒸発」で、水中に「蒸発」を使ったり
- 「タッチ」→「繊細」→「魔法のブロック設置」で、空中に「魔法のブロック設置」ができる
- 「タッチ」→「破壊」→「繊細」で、葉やクモの巣がとれる。他のブロック(石や氷など)にはシルクタッチのように機能するわけではない
ティア2
- AOE: 「範囲」
- Accelerate: 「加速」
- Dampen: 「減少」。増加の逆
- Decelerate: 「減速」
- Duration Down: 「効果時間減少」
- Extend Time: 「効果時間延長」
- Extract: 「抽出(シルクタッチ)」。シルクタッチ
- Luck: 「幸運」
- Pierce: 「貫通」
ティア3
- Split: 「分裂」
エフェクト(Effect)
ティア1
- Bounce: 「バウンド」。スライムブロックのような効果
- Break: 「破壊」。採掘レベルは鉄(ダイヤ鉱石まで採掘可能)。「増加」で採掘レベル上昇
- Conjure Mageblock: 「魔法のブロック設置」
- Conjure Magelight: 「魔法の光」。「タッチ」や「飛翔」で光源、「セルフ」で暗視効果
- Craft: 「クラフト」。作業台が開く
- Cut: 「切断」。羊毛は取れるが、葉やクモの巣は不可
- Delay: 「遅延増加」
- Dispel: 「解除」。ポーション効果の解除。シュルカーの浮遊も解除可能。
召喚したファミリアを戻したり、体力が減った魔女を「ウィクシーの結晶」に変換する効果も。
一見地味な様だが、エンチャントされた強敵が出てくるModと一緒に遊んでいる場合、敵を弱体化できて有用なことも - Evaporate: 「蒸発」
- Fell: 「伐採」。連結している木や葉を大きく破壊
- Freeze: 「凍結」。水や溶岩を凍らせたり、敵に使うと移動速度低下
- Harm: 「攻撃」
- Harvest: 「収穫」
- Ignite: 「着火」
- Interact: 「作用」。右クリックしたときと同じ効果を発生させる。
「魔法使いの瞳」・「遠視のクリスタル」と組み合わせてブックワームのストレージ(保管の書見台)にアクセスできたりする。
通常のチェストは自分が近くにいないと開かず、レバーなどの当たり判定がないものは無理など、かなり制限があり使い方が難しい - Item Pickup: 「アイテム回収」
- Knockback: 「ノックバック」
- Launch: 「打ち上げ」。大ジャンプ
- Leap: 「跳躍」。向いている方向にダッシュする
- Place Block: 「ブロック設置」。ホットバー・インベントリからブロックを使用。「足元」+「範囲」で安全に足場を広げたりとか、「タッチ」+「貫通」たくさんで一括設置とか
- Pull: 「引きつけ」
- Redstone Signal: 「レッドストーン信号」
- Rotate: 「回転」
- Rune: 「ルーン」。罠の設置
- Snare: 「魔法の罠」。移動・ジャンプ不可にする
- Summon Steed: 「馬召喚」。馬をテイムしてなくてもOK
- Summon Wolves: 「オオカミ召喚」
- Toss: 「放出」。インベントリからアイテムを発射。対象のブロックがインベントリ領域を持つ場合、そこにアイテムを収納
ティア2
- Access Ender Inventory: 「エンダーチェスト」
- Animate Block: 「ブロック生命化」。ブロックをモブに変換。召喚酔い(召喚のクールタイム)がない
- Cold Snap: 「寒波」。移動速度低下中、凍結中、濡れてる敵に大ダメージ+移動速度低下
- Conjure Water: 「水生産」
- Crush: 「粉砕」
- Exchange: 「交換」。対象ブロックをホットバーにあるブロックと入れ替え
- Explosion: 「爆破」
- Firework: 「花火」
- Flare: 「フレア」。燃えてる敵に大ダメージ
- Gravity: 「グラビティ」。ブロックや飛行中のモブを落下させ、より大きな落下ダメージも与える
- Grow: 「成長」。骨粉効果
- Heal: 「回復」。ハートを2.5個分回復
- Infuse: 「注入」。インベントリ内のポーション効果を与える。ポーションは消費される
- Invisibility: 「透明化」
- Name: 「名付け」
- Sence Magic: 「魔法探知」。発動地点から75ブロック以内の魔法生物が光る
- Slowfall: 「スロウフォール」。落下速度低下のステータス付与
- Smelt: 「精錬」
- Wind Shear: 「風の刃」。対空用の攻撃魔法。対象がいる場所が地上からの高さに応じてダメージ増加
ティア3
- Blink: 「ブリンク」。当たった地点にテレポート。魔法使いの瞳と組み合わせるとテレポート装置ができる
- Fangs: 「ファング」。エヴォーカーのファングを召喚(攻撃魔法)
- Glide: 「グライド」。エリトラ装備状態に
- Hex: 「呪い」。様々なマイナスステータス付与
- Intangible: 「無形」。ブロックを一時的に透明化・触れられなくする
- Lightning: 「召雷」。「帯電」を付与しダメージ
- Linger: 「残留」。魔法が広範囲化するフィールドを展開
- Summon Decoy: 「デコイ召喚」。囮になる自分のコピーを召喚。戦ってはくれない。召喚酔い(召喚のクールタイム)がない
- Summon Undead: 「アンデッド召喚」。一緒に戦ってくれる
- Summon Vex: 「ヴェックス召喚」。一緒に戦ってくれる
- Wither: 「ウィザー」。衰弱効果
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