今回は、Ars Nouveauの様々なアイテムの動力源である「ソース」を生成するソースリンクと、輸送するためのソースリレーについて少し詳しく挙動を調べてみた。
Ars Nouveau全体解説はこちら。
バージョン
今回検証したバージョンは4.7.1で、本体バージョン1.20.1(ATM9内)。
※バージョンによって挙動が異なる可能性があります
ゲーム内ガイド
チュートリアル本の「使い古されたノート」(もしくはスペルブックの「ドキュメント」)の「ソース」のカテゴリから確認できる。
ソースリンク系アイテム
それぞれ異なる条件を満たすとソースを生成し、周囲5ブロック以内のソース瓶にソースを送る。
いずれも少量の内部タンクを持っている(容量はそれぞれ違う)。
獄炎のソースリンク(Volcanic Sourcelink)
近くに投げ捨てられた可燃性のものをソースに変換する。
ソース50%分の内部タンクを持っている。
一部のアイテムはソースの生成効率が違い、爛々のアークウッドの原木がソースの生成効率が良い。
100個投入した際に生成されたソース(ソース瓶一杯で100)。
- 爛々のアークウッドの原木: 125
- その他のアークウッドの原木: 75
- アークウッドの木材: 25
- 石炭: 133
- 原木や木材: 25
※小数点以下は内部では保持されており表示上切り捨て
あまり効率が良いとは言えず、原木、石炭、木炭などの自動化ができている場合や、いらない木材系アイテムを捨てておく場合に使う感じになりそう。
周囲の石・岩を溶岩に変える性質がある
隠しパラメータとして熱を持っているようで、ソースの生成時に熱が上昇する。
熱を消費して、獄炎のソースリンクの下3x3マスにある
- 石・岩系ブロックをマグマブロック に
- マグマブロックを溶岩(液体)に
変えるため、溶岩生成のために使うこともできそう。
なお、「使い古されたノート」の説明にある「ラヴァリリー」というのはクラフトで作れないため何のことなのかはよく分からなかった(過去のバージョンの装飾アイテム?)。
菌糸のソースリンク(Mycelial Sourcelink)
近くに投げ捨てられた食べ物をソースに変換する。
ソースベリーだと効率が良い。
いくつかのアイテム100個で試してみた(ソース瓶一杯が100)。
- ソースベリー 100個→70
- ジャガイモ 100個→19
- ニンジン 100個→51
- ベイクドポテト 100個→73
- ソースベリーのロールケーキ 100個→219
※内部では小数点以下も保持されており表示上切り捨て
ソース10%分の内部タンクを持っている。
キノコを生やす性質がある
獄炎のソースリンクと似たように、ソースの生成後、菌糸のソースリンクの下3x3マスにある
- 草ブロック・土ブロックを菌糸ブロックに変える
- 菌糸ブロックの上にキノコを生やす
という性質があるため、キノコ栽培のために使うこともできそう。
植生のソースリンク(Agronomic Sourcelink)
近くで作物や木の成長があるとソースを生成する。
メイジブルーム、ソースベリーの低木、アークウッドの苗木からは効率が良いが、放置しやすいので他の作物でもある程度の量植えて時間をおけば十分に収集できる。
ソース10%分の内部タンクを持っている。
範囲は14ブロック先までのソースベリーからソース生成できることが確認できた。
生命のソースリンク(Vitalic Sourcelink)
近くに動物の子供がいるか、モブが死ぬか繁殖するとソースを生成する。
成長加速効果もあり子供の動物はかなりはやく大人になる。
ソース25%分の内部タンクを持っている。
醸造のソースリンク(Alchemical Sourcelink)
近くのポーション瓶に入ったポーションをソースに変換する。
ソース200%分の内部タンクを持っている。
奇妙なポーション1個でソース0.75%分で、上位のポーションやポーション混合機を使ったポーションほど効率が良いらしい。
基本的には、ネザーウォート栽培とウィクシーの自動化とあわせて使うのが良さそう。
どのソースリンクを使えば良い?
効率的なところでは、
- スターバンクルのアイテム回収自動化+ソースベリーと植生のソースリンク
余ったソースベリーは、菌糸のソースリンクに使うか、もうソースが十分ならソースベリーのロールケーキなどに。
他にも、拠点の状況次第だったり自動化と組み合わせることで効率よく生成できる。
- 畑がある場合 → 植生のソースリンク
- 家畜を飼っている場合 → 生命のソースリンク
- ウィクシー(ポーション)の自動化 → 醸造のソースリンク
- ワールスプリグの自動化 → 植生のソースリンク、獄炎のソースリンク
- 木材が余っている場合 → 獄炎のソースリンク
- 食べ物が余っている場合 → 菌糸のソースリンク
獄炎のソースリンクや菌糸のソースリンクは、他の準備が不要ですぐに使えるが特定のアイテムを使わない場合はソースの生成効率はあまり良くないので注意。
ソースリレー系アイテム
ソースリレー系アイテムは、ソースを輸送できる設置型アイテム。ソース瓶・ソースリレー間だけでなくソースリレーから別のソースリレーへも送れる。
説明不要なくらい複雑な点はほとんどなく、いずれもかなりシンプル。
使い方
主権の杖(Dominion Wand)を使って以下のようにオブジェクトを右クリックするだけ。
- 輸送元の設定 輸送元を先に右クリックした後、ソースリレーを右クリック
- 輸送先の設定 ソースリレーを先に右クリックした後、輸送先を右クリック
- 輸送元・先のリセット ソースリレーをスニーク+右クリック
レバーなどのレッドストーン信号で制御可能。
ソースリレー(Source Relay)
最も基本的なソースリレーで、主権の杖を使って30ブロック以内に輸送元を1つ、輸送先を1つ設定できる。
上位のソースリレーはエンチャント装置を使って作る。
ソースリレー:貯蔵(Source Relay: Depositor)
基本的にはソースリレーと同じでさらに、輸送先を指定していなくても5ブロック以内にあるソース瓶に対して自動でソースを飛ばす機能付き。
ソースリレー:収集(Source Relay: Collector)
基本的にはソースリレーと同じでさらに、輸送元を指定していなくても5ブロック以内にあるソース瓶から自動でソースを受け取る機能付き。「ソースリレー:貯蔵」と逆の動き。
ソースリレー:分岐(Source Relay: Splitter)
基本的にはソースリレーと同じでさらに、複数の輸送元・輸送先を指定可能。
一度に10箇所以上を指定可能。
ソースリレー:転移(Source Relay: Warper)
基本的には「ソースリレー:分岐」と同じでさらに、他の「ソースリレー:転移」に30ブロックを超えて輸送することが出来る。
遠いと多少のロスが出ることがあるらしいが、試しに8000ブロックほどの距離で少しだけ動かしてみた時はロスを確認できなかったので、ロスが出るとしてもかなり少なそう。
ソース生産の自動化をしているなら気にしなくていいレベルだとは思う。
なお、次元を超えての転移はできなかった。
素材にコーラスフルーツが必要なので、エンドに行ける必要がある。