今回はCreateの列車要素について解説。
私自身が列車を動かしてみようとしたときに中々うまく動いてくれなくて苦労したので、その時の手順や最小構成を備忘録的にまとめておくことにした。
この記事では、手動で列車を動かすまでを紹介する。
他の要素とは毛色が違う
列車要素は、Createの他の要素とは少し毛色が違って列車用の独自アイテムをたくさん使うので、歯車を使って自動化を組んだりするのとはまた違った知識が必要になる。
なお、素材に真鍮ケーシングなどが必要になるのである程度はModを進めている必要がある。
Createの序盤解説はこちら。
※この記事は主に構築手順についての解説が中心で、中間素材の作り方についてはかなり説明を省略しています。不明な点がある場合、前回の解説を見たり「JEI」などのレシピ検索Modの機能を使うことを推奨
バージョン
今回検証したバージョンは0.5.1.fで、本体バージョン1.20.1。
※Modパック「ATM9」の他、「DeceasedCraft(本体バージョン1.18.2)」、「DawnCraft(本体バージョン1.18.2)」でも同じ手順で動かせることを確認した
手動で動かすのに必要なもの
- 鉄道用線路(Train Track) たくさん
- 鉄道ケーシング(Train Casing) 最低1個
- 列車運転台(Train Controls) 最低1個
- 鉄道駅ブロック(Train Station) 最低1個
- 超粘着剤(Super Glue) 1個
- (石炭などの燃料とそれを入れるチェスト) 設定によっては必要になる場合がある
セットアップ
- 鉄道用線路を設置
- 鉄道駅ブロックを線路に紐づけ&設置
- 列車の土台作成
- 列車の運転席の設置、列車の構築
- 超粘着剤で列車として動かすブロック全てを選択
- 列車の完成
- 手動で運転
- 鉄道ケーシング
- 鉄道用ドア
- 鉄道用トラップドア
- x色のシート
- 真鍮ケーシング
- 真鍮格子
- 縁付きガラスのドア
全体の流れとしては以下のような感じになる。
順に説明していく。
鉄道用線路を設置
線路は1つ1つ設置しなくても、設置済みの線路に右クリックするとガイド表示されて一気に伸ばして設置できるのでかなり設置しやすい
ガイドをうまく使えば多少の段差がある場合も良い感じに設置してくれる。
鉄道駅ブロックを持った状態で線路に右クリックして紐づけ
もし線路を選択できない場合は、線路を一度破壊して再設置したり場所を変えてみると良い。
近くに設置
紐づいている状態の鉄道駅ブロックを持って線路の近くの地面に右クリック。
「対象の線路との接続に成功しました」が表示されればOK。
新しい列車の作成
設置した鉄道駅ブロックを右クリックして「新しい列車の作成」を押す。
列車の組み立て待ち状態になるので、一度「ウィンドウを閉じる」。
列車の土台作成
組み立て待ち状態になると線路の青く光る部分がある。
そこに向かって鉄道ケーシングを設置。
台車に変化するので、そこに色々なブロックをくっつけられる。
列車の作成
台車の上に列車運転台を設置。
実際にはここで、台車を複数繋げたり色々なブロックを使って広くしたりして列車を作るが、一旦見栄えは無視して最小構成で進める。
超粘着剤で列車全体を選択する
今回の場合は、台車と列車運転台の2ブロック分が選択されていればOK。
これで選択することで列車の一部とみなされるので、ブロックを追加した際は列車全体のすべてのブロックが選択されるようにする必要がある。
列車の組み立て
鉄道駅ブロックを右クリックして「列車を組み立て」。
これで列車が完成。
運転
一度ウィンドウを閉じて、列車の上で列車運転台に右クリックをすると操縦状態になり手動で動かせる。
Wキーで前進・Sキーで後退。
バニラのボートと同じようにスニークキーで降りられる。
もしこの構成でWキーを押しても超遅いスピードでしか前進しない場合は、燃料が必要な設定になっている可能性が高い(後述)。
列車の改造
動くことまでは確認できたが、今のままだと運転中に落下してしまったり見栄えもイマイチなので、一度戻って列車を改良する。
後退して列車を駅に近づけると、スペースキー長押しで駅に止められる。
赤い旗が立てば、駅に停まっている判定になる。
鉄道駅ブロックを右クリックして「列車を分解」。
これでまた組み立て中の状態に戻るので、一度ウィンドウを閉じて列車を改良しよう。
Createにある列車用の装飾として使えそうなブロックの例としては以下のようなものがある。
シートはボートのような感じの上に乗れる仕様があり、村人やプレイヤーを固定することができるので、運転席や座席として使える。
もちろんこれら以外のブロックでも列車の一部として使用できる。
適当に作ってみた。
ブロックを設置した後は、超粘着剤で列車全体を選択することを忘れずに。
全体をうまく選択できない場合、一度角に選択用のブロックを置いてから超粘着剤で選択し、その後で邪魔なブロックを破壊すればOK。
また、六面体の形で選択しないといけないわけではないので、複数回分けて選択してもOK。
組み立てが終わったらさっきと同じように、鉄道駅ブロックを右クリックして「列車を組み立て」で完成。
燃料が必要な場合
どうも燃料を必要にするような設定があるらしく、Modパック「DeceastCraft」では燃料をセットしないと動かなかった。
そのような場合、列車を作成する段階で、列車内にチェストを設置し石炭などの燃料になるものを入れておけばOK。
超粘着剤で燃料が入ったチェストも含むように選択しておく。
斜めのブロックを使いたくなったら
「FramedBlocks」というかなり汎用性の高いカスタム装飾ブロックを追加するModがあるので、試してみると良いかも。