Tierify(ティアリファイ)は、武器、ツール、防具にレア度を追加するMod。
装備アイテムをクラフトしたり拾ったりして手に入れたときに自動でレア度が付与されるようになり、レア度に応じたプラスやマイナスの効果が付与される。
また、同じレア度でも付与される効果にはランダム性がある。
最近人気のModの「Apotheosis」のレア度要素に近いが、それよりもシンプルで小規模なMod。
Tierifyは「TieredZ」というModを元にしており、TieredZとほぼ同じシステムを持っている。
バージョン
今回解説するバージョンは1.20.1-1.1.0で、本体バージョン1.20.1に対応。
どちらもForgeには未対応。
TierifyはModパック「Prominence II RPG」に、TieredZはModパック「DarkRPG」に含まれている。
※今回はこれらの環境で検証しているため記事内の画像のUIに一部変化があります
日本語化の対応有無
日本語化はされていないが、この記事を読めば大体分かりそう。
特徴
レア度
この画像のように、剣、ツルハシ、チェストプレートといった装備アイテムをクラフトしたり拾って手に入れたときに自動でレア度が付与される。
レア度には以下があり、下ほどレア。
- Common コモン。白
- Uncommon アンコモン。緑
- Rare レア。青
- Epic エピック。紫
- Legendary レジェンダリー。オレンジ
- Mythic ミシック。赤
最もレア度の低いCommonは実質ハズレでRareなら普通〜少し良い事が多い。
EpicやLegendaryになるとかなり強い事がある。
Legendaryまでは時々見かけるが、Mythicはクリエイティブモードで検証したときにしか見たことがない超レア。
レア度による補正
レア度に応じて、以下のパラメータにプラスやマイナスの補正がある。
- 武器: クリティカル率(Crit Chance)、運
- ツール: リーチ(Reach)、採掘速度(Dig Speed)
- 防具: 最大体力、防具強度
- 共通: 耐久度(Durability)、移動速度
どのパラメータ補正が乗るかはランダムなようで、防具の最大体力の増加などはかなり嬉しい一方、ツルハシのリーチのマイナスなどはかなり使いづらくなる。
CommonやUncommonはマイナス効果が多いので、はやめにレア度のリロールをできるようにして、使うアイテムは基本的にRare以上にはしたいところ。
レア度のリロール
金床のメニューに「Reforge Gear」タブが追加されており、そこからレア度のリロール(再抽選)をすることができる。
- 中央上に、レア度をリロールしたいアイテム
- 耐久度が最大である必要がある
- 左に、レア度をリロールしたいアイテムの素材
- 鉄装備の場合は鉄インゴット、ダイヤ装備の場合はダイヤモンド
- 右に、リロール用素材
をセットして、中央下のボタンを押すとリロールできる。
素材がある限り何度でもリロール可能で、レア度がついていない武器やツールにレア度を付与することもできる。
リロール用素材
リロール用素材には3種類あり、下ほど高いレア度を付与できる。
- Limestone Chunk 閃緑岩を石切台で加工して入手
- レア度: コモン~エピック
- Pyrite Chunk 古代の残骸1つを石切台で加工して4つ入手
- レア度: アンコモン~レジェンダリー
- Galena Chunk エンドストーンと焼いたコーラスフルーツからクラフト
- レア度: レア~ミシック
古代の残骸を使うのはもったいないので、序・中盤はLimestone Chunkでレア・エピック狙いをするのが良さそう。
Modパック「Prominence II RPG」では、その他にもいくつか入手手段が増えていたのでModパックに入っていた場合は「JEI」などのレシピ検索Modの機能を使って入手手段をチェックしよう。
ダイヤ製の代わりに鉄製の高レア度を使う選択肢
ダイヤ製が低レア度になってしまうとかなり残念だが、逆に鉄製の高レア度はかなり強いことがある。
エピックやレジェンダリーのアイテムを見つけたらパラメータをチェックしよう。
「TieredZ」Modの違い
ちなみに「TieredZ」Modも内容はほとんど同じだが、リロール用素材が「アメジストの欠片」のみになっているのでTierifyに比べるとシンプル。
関連URL(外部・英語)
CurseForge - Tierify
CurseForge - TieredZ