Tetra(テトラ)は、剣やツルハシをパーツごとにカスタマイズができるようにするMod。
カスタムすることで攻撃力、採掘速度、耐久度などを向上できたり、3x3で掘れるツルハシを作れたりする。
ざっくり以下のような要素がある。
- バニラ武器・ツールを元にパーツごとに色々な素材でカスタムできる
- アイテムの成長
- カスタムできるアクセサリ「ツールベルト」
- ホバリング機能
- 拡張インベントリ
- 新しい構造物(一種類のみ)
- 地下鉱石にGeodeブロックが追加
- UI、構造物、アイテムなどに近未来的な世界観
類似Modとして良く挙げられる「Tinker's Construct」や「Silent Gear」と似たようなカスタム要素があるが、独自のアイテムの使い方が多かったりカスタムの選択肢がたくさんあったりなど結構奥が深くて全部を理解するのは中々難しめなModではある。
装備カスタムModの中では比較的インフレしすぎない(強力すぎない)Modで知名度もマイナーな方かもしれないがちょこちょこModパックに入っていているのを目にするModで、今回は私が最近遊んでいるModパック「Steampunk」に含まれていたので記事にしてみた。
今回は、主なシステムと序盤の進め方~3x3で掘れるツルハシを作れるようになるところまでを解説する。
バージョン
今回解説するバージョンは6.7.0で、本体バージョン1.20.1に対応。
※アップデートによって内容が変わる場合があります
日本語化の対応有無
日本語化には対応していない。
ゲーム内ガイド
Holosphere
「Holosphere」というアイテムを使うと、どの素材アイテムがどのTierにあるかを確認できる他、構造物探しのためにも使えるのでクラフト必須のアイテムと言える。
スニーク+右クリックで設置もできる。
クラフトでも一応作れるが、最初にWooden Hammerをクラフトした時に進捗達成によって自動で入手できる。
ただし、Modの進め方などは書いていないのでガイドという感じではなくて、使える素材を調べたりするのに使う。
進捗
一応進捗を見るとこのModを進める多少のガイドにはなる。
Wooden Hammerをクラフトすると最初の進捗が達成されてこの画面が解放される。
最初にやること
バニラの作業台に向かってWooden Hammerを右クリックするとTetra製のWorkbenchに変化する。
Workbenchに右クリックするとメニューが開き、剣やツールなどを置いてカスタムできる。
こういうちょっとおしゃれなUIもこのModの特徴の一つといえるかも。
剣の場合は、以下の部分をカスタムできる。
- Blade:ブレード/刀身
- Fuller:フラー/樋(刃の溝)
- Guard:ガード/鍔
- Hilt:ヒルト/柄
- Pommel:ポンメル/柄頭(柄の端)
「Silent Gear」Modのようにパーツを作ってから組み合わせるのではなくて、クラフト済みの武器やツールに対してカスタムを加える形になる。
カスタムできるもの
Workbenchを使って以下のアイテムをカスタムできる。
- 剣
- ツール(ツルハシ、シャベル、斧など)
- 盾
- 弓
- Hammer:Tetra専用ツール
- Toolbelt:Mod拡張の「ベルト」スロットに装備できるアクセサリ。
Hammerは、上位Tierの素材を使ったカスタムをするために必要で現在持っているHammerのTierがカスタム可能な最高Tierになる。
Wooden HammerかStone Hammerをクラフトしてカスタムする。
Toolbelt系アイテムは、まず「Rope」をクラフトしてから上位にカスタムしていきホバリング機能やインベントリ機能などを追加できる。
このToolbelt系アイテムを拡張するのも結構楽しいのだが、今回は詳しく説明しない。
Tetra独自の武器やツール
以下のような独自のアイテムも作ることができる。
- 銅製、エメラルド製、アメジスト製など様々な素材のツール
- 独自の武器:Greatsword(グレートソード)、Spear(槍)、Shortblade(短剣)など
- 複合ツール:シャベル機能付きのツルハシ、クワ付きの斧など
- 独自の盾:Tower Shield、Heater Shield、Bucklerなど
序盤では、銅が有効活用できたり、クワ付きの斧などを作っておくと結構便利。
ただし、ツルハシは両サイドにPickaxe Headがないと採掘レベルが下がるため強力なツールを作るのは少し難しめ。
カスタムの基本
この画像は、左が鉄の剣、右が鉄のツルハシをWorckbenchに置いた場合の表示。
このようにアイテムによってどの部位をどの素材でカスタムできるかは様々で、使う素材によってアイテムの能力が変わる。
パラメータと能力
Tetra製アイテムの主なパラメータを以下にざっとまとめた。
※他にもある
- アイコンと数字:どのツールとして機能するかとそのTier、採掘速度
- Damage:攻撃力
- Durability:耐久度
- Sweeping:範囲攻撃力
- Speed:攻撃速度
- Workable:Honingする速度の増加量 ※Honingは後述
- Stability:Magic Capacityの増減
- Magic Capacity:大きいほど修理コストが大きくなる
- Integrity Usage:付与できる特殊効果の枠数
- Hone:アイテム習熟度。たくさん使うほど増えて100%になるとエンチャントのような特殊効果を付与できる
武器
- Backstab:クリティカル時のダメージボーナス
- Jab:オフハンド(左手)に装備して右クリックで攻撃できるようになる。また、その攻撃力
- Penetrating:貫通力。大きいほど攻撃時に敵の防御力を無視する
- Quick:連続で攻撃した時のダメージの低下量を減らす(未検証)
弓
- Draw time:弓を引く速さ
- Spread:弓使用時の矢の着弾点のブレ
- Strength:弓の攻撃力
盾
- Bashing:スニーク+右クリックで敵を大きくノックバックしスタンさせる攻撃
- Block:構えてガードできる。ガードできる秒数
- Cooldown:ガードした後、次にガードできるまでの時間
- Throwable:右クリック長押しで投げられる ※投げられるのはBucklerのみ
- Toughness:オフハンド装備時の防具強度 ※防具強度はバニラのパラメータで防御力とは別枠の防御能力
使える素材の確認
Holosphereを持っているか、Holosphereが近くに設置されている状態でこのマークを押すと使える素材一覧を見ることができる。
※一部見れないものもある
ツルハシのパーツであるPickaxe Headには素材としてエメラルドやアメジストなども使えることがわかる。
特に、HandleやBindingなどのその他のパーツの素材を調べるときにはこれを活用すると良い。
カスタムに必要なツールとTier
Workbenchに装備と素材をセットするとアイテムをカスタムするために必要なツールが表示され、条件を満たしたアイテムを持っていない場合はこのように表示される。
この画像ではツルハシをダイヤでカスタムしようとしているが「Tier3のHammerが必要だが、Tier1のHammerしか持っていない」というメッセージが表示されている。
このカスタムに必要なツールは主にHammerを使うが、木系のアイテムでカスタムする場合は斧が必要だったりなどカスタムする内容によって異なる。
アイテムの修理
Tetra製のツールはWorkbenchで耐久度を回復できる。
修理に必要なアイテムは半透明で表示される。
壊れた状態
Tetra製のツールは耐久度が0になっても消失せず壊れた状態になる。
この状態のアイテムはまともに使うことができず、例えばツルハシの場合は採掘速度が非常に遅くなり実質採掘できなくなる。
これも通常の修理と同じ方法で直せる。
アイテムの成長(Hone/Honing)
Honeは、Tetra製のアイテムがパーツごとに持っている経験値のようなもので、100%になると「Honing avaiable」が表示されていエンチャントのような特殊効果を付与できるようになる。
付与するとHone値は0に戻り、また使い込むことで同じ様に効果を付与できる。
Honing一覧
- Damage(ダメージ): ダメージ増加
- Mining efficiency(採掘効率): 石系ブロックの破壊速度増加
- Chop efficiency(切断効率): 木系ブロックの破壊速度増加
- Dig efficiency(掘削効率): 土・砂系ブロックの破壊速度増加
- Speed(速度): ツールの攻撃速度増加。採掘効率にも影響するらしい
- Mining tier up(採掘レベルアップ): より上位の鉱石を採掘できるようになる
- Hammer tier up(ハンマーティアアップ): HammerのTierが上がる
- Durability(耐久性): 耐久度増加
- Serrated(のこぎり): 剣が敵を長時間出血させるようになる
- Tempered(強化された): 攻撃時に敵の防御力を貫通する
- Wrap(ラップ): ツールのステータスにボーナス
- Gild(グリッド): Magic Capacity を増加
HammerのTier
このModを進める上で重要なHammerには以下のようなTierがある。
- 木製
- 石製
- 鉄製
- ブラックストーン製
- 「Hammer Tier I」のHoningがされたブラックストーン製
- 黒曜石製 ※初回は構造物内のForge Hammerを使って強化する
- ネザライト製
クラフトできるのは石製まででそれ以上はWorkbenchを使ってカスタムする必要がある。
Hammerを強化するためには別のHammerを持っている必要があるので、たとえばTier3の鉄製Hammerを作るためには、石製のHammerがインベントリにある状態で、木か石製HammerのHammer Head2個所を鉄に変える必要がある。
ブラックストーン製を作るときも同様に、インベントリ内に鉄製のHammerが必要。
ブラックストーン製まで作ればダイヤのツルハシをカスタムできるようになる。
ちなみにこれらはHammerのTierについてであり、アイテムの種類ごとに必要な素材やTierは違う。
例えば、ツルハシにブラックストーンを使ってもTierは上がらない。
Tier5 Hammerの作り方
3x3で掘れるツルハシを作るだけならTier5のHammerは必要ではないが一応説明しておく。
Tier5 Hammerは、Blackstone Hammerに「Hammer Tier I」のHoning効果を付与することで作れる。
手順としては以下のようになる。
- HammerのHammer Headをカスタムして石→鉄→ブラックストーンにする
- Blackstone Hammerをある程度使い込んで何度もHoningする
- 4回目くらいのHoningで「Hone: Hammer Tier I」が選べるようになるので選択するとできる
こんな感じで、ブラックストーン製Hammerはかなりたくさん使ってHoneを貯める必要がある。
3x3で掘れるツルハシを作る
ここから本題といっても良い3x3で掘れるツルハシのつくり方について説明していく。
3x3で掘れるツルハシはExtractorをカスタムすることで作れる。
このために以下が必要。
- Tier4 Hammerの「Blackstone Hammer」を作る
- 構造物を見つけて「Chthonic Extractor」を入手する
1についてはここまでに書いた内容で作れるので、2の構造物探しについて次から説明していく。
構造物探し
構造物は冷たい海や山岳バイオームの地下深め(Y:0~岩盤上くらい)に生成される。
生成頻度は体感そこそこ高めで、立体構造の迷路のようになっている。規模はそれなりに大きめ。
ブロックはTetra製の上位ハンマーでないと破壊不可で、昔栄えていた古代文明の遺物のような雰囲気を感じる。
探し方
探し方は、Holoshereをカスタムすることで構造物を探すセンサーとして使えるようになる。
WorkbenchでHoloshereの「Scanner」 → 「Sweeper」という項目をエンダーアイを使って強化する。
これを持っていると画面上部に探知用のUIが表示されるようになり、
構造物の近くに来た場合に、その方向を向いていると赤い表示になる。
探知できる距離は結構短めで地上からは届かないので、地下を掘り進めつつ探すという感じになる。
冒険者のコンパスなどの構造物探しModが入っているなら構造物ID「tetra:extractor_ruin」で探すこともできる。
チェストや壁を開ける
構造物内にある、視線を合わせた時にこのようなアイコンが表示されるブロックは適切なツールで右クリックをして開けることができる。
主に使うのはTetra製のツールであるHammer(画像左)とClaw(画像右)。
中には色々なTetraのアイテムが入っていてたまにChtomic Extractorが見つかる。
検証では18個目のForged Crateから1つでてきた。
Forged Containerという特殊なお宝チェストがないかも要チェック。
中身は3段になっている。
入手できたらあとはWorkbenchで、適当なツルハシのPickaxe Headの代わりに「Extractor」 → Chtomic Extractorを取り付ければOK。
これで3x3で掘れるツルハシの完成!
Forge HammerとForge Workbench
Forge HammerとForge Workbenchについても少し触れておく。
Forge HammerとForge Workbenchは、これを使うとHammerを持っていない状態でもTier6のHammerを持っている状態と同じようにアイテムをカスタムすることができる構造物内の設置物。
Tier6のHammerを作るためにも使う。
Tetraの構造物内で見つかるのだが構造物内に必ずあるわけではないので、場合によってはいくつかの構造物を探す必要がある。
Forge HammerがなくてForge Workbenchだけが設置してあることもあるが、その場合あまり意味がなさそう。
見つけたままの状態ではTier6 Hammerとしては機能せずForge Hammerの4面にアタッチメントを取り付ける必要がある。
以下のアイテムをForge Hammerに右クリックしてセットするとTier6 Hammerとして動かすことができた。
- 2面に、Thermal Cell
- 1面に、Combustion Chamber
- 1面に、Inslated Plate
これらのアイテムは構造物内で手に入る。
Forge Hammerの修理
使っているとForge Hammerが下に止まったままになることがある。
Hammerで右クリックで元に戻して再度動くようにできた。
Geodeから宝石の取り出し
このModが入っていると、地下鉱石にGeodeブロックが生成されるようになる。
WorkbenchでGeodeにHammerを使うことで別のアイテムに変化する。
HammerのHorn稼ぎにも使える。
関連URL(外部・英語)
CurseForge - Tetra
Fandom Tetra Wiki